ロス・スタジオについて

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古いものと新しいもの

ロンドン生まれで、日本に40年以上暮らす漆(うるし)アーティスト、スザーン・ロス。ロス・スタジオの創設者として、時代を超えて進化し続ける漆芸の世界に情熱

を注いできました。輪島で名匠(人間国宝)のもとに修業し、東洋と西洋、伝統と革新をつなぐ独自の表現を築いています。

古典的な漆技法の精緻な美を大切にしながら、そこに新しい息吹を吹き込むこと、それが創作の特徴です。レースのような意外な素材を漆に重ね合わせたり、現代の暮らしに合う形や機能を探求し、伝統表現だけに留まるのではなく今の時代やライフスタイルに合う作品を生み出しています。

2024年の能登半島地震によって輪島の工房とギャラリーが失われた為、ロス・スタジオは2025年に湯涌温泉に移転しました。山あいの伝統的な日本家屋を改修し、2階にはアトリエを、1階にはギャラリー及び蒔絵体験スペースを設け、更に講演・教室・ミーテイングに使えるコミュニティルームも整えました。お茶を飲みながら語らい、アートブックを開き、ゆったりと過ごせる――そんな創作と交流の場として生まれ変わりました。

 
 
 
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アクセスと連絡先

アクセス

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