よくある質問

 

販売

  • スザーンの作品はどこで買えますか?

    スザーンの作品は以下の場所でご購入が可能です。それ以外では展覧会の会場でお求めになれます。これから開催される展覧会については、ニュースレターにご登録ください。特別なご依頼についてはスザーンのスタジオに直接ご連絡ください。

ロス・スタジオズ・ギャラリー(石川県輪島市)

道の駅 輪島ふらっと訪夢(石川県輪島市)

輪島キリコ会館(石川県輪島市)

ねぶた温泉 海游 能登の庄(石川県輪島市)

能作 金沢百番街店(石川県金沢市)

日本橋高島屋(東京都中央区)

横浜高島屋(神奈川県横浜市)

  • ロス・スタジオズ・ギャラリーの営業時間を教えてください。

    展覧会や他のイベントがあるため、営業時間は決まっていません。ご期待を裏切らないためにもご訪問の前には是非ご連絡ください。

  • オンラインショップはありますか?

    現在まだオンラインショップはありませんが、近日中に立ち上げる予定です。しばらくお待ちください。

  • スザーンの作品は日本以外で買えますか?

    通常は販売していませんが、特別なご依頼があれば工房までご連絡ください。

 

工房訪問

  • 私は個人で輪島への旅行を計画しています。スザーンの工房長屋ギャラリーを見学できますか?

    我々は年間を通し、ギャラリーの見学を歓迎しています。しかし、漆は季節や天候に非常に敏感で、注意深く時間をかけて製作をしなければなりません。スザーンの本業は漆作家であり、制作中は時間を取るのが難しいことをご承知おきください。しかし、可能な範囲でスケジュールを調整し、できる限りのご対応をさせていただきます。

  • 私は民間の旅行業者ですが、スザーンの工房とギャラリーの見学をツアーに組み込ませていただけるでしょうか?

 

事前予約をして頂ければ、グループでの訪問や工房への特別ツアーも歓迎しています(最大10名)。日程とグループの人数を事前にご連絡ください。工房では漆の解説、制作工程、ギャラリーでのご説明を行うことが可能です。ツアーは通常1時間を要し、英語と日本語の両方で対応が可能ですが、解説料を頂いております。ご要望があれば、本格的な2時間の蒔絵体験も可能です。詳細についてはどうぞお問い合わせください。


 

予約

行事

  • スザーンを講義、講演、体験講座をやっていただきたいのですが。

    スザーンは漆への情熱を他の人達と分かち合うことがとても嬉しく、漆、伝統文化、日本での生活についての講演を美術館、民間企業、そして世界各地の大学で行いました。あなたのお考えになっているイベントの概要、予算、スケジュールについての詳細をメールでご連絡ください。

  • 私は漆教育ツアーを計画しており、ご指導を受けたいと思っています。

    スザーンは大学などの教育機関と連携し、国連の設立した世界重要農業遺産システムから指定を受けた「能登里山と里海」地区において、地域の歴史と石川県輪島漆芸美術館、漆器工房などを訪問するツアーに協力しています。もしあなたが教育者で、以上の話題に興味があって能登を訪問するのであればどうぞご連絡ください。


 

委託製作

  • 作品の制作依頼を受けていますか?

残念ながら現時点では作品制作の依頼をお受けしていませんが、スザーンの作品は展覧会場と工房、限定販売店で購入できます(上記の「販売」のリストを参照ください)。


 

マスコミ

 の取材

  • 私はスザーンを取材したく思っています。

    何を知っておく必要がありますか?

スザーンは過去数十年にわたり、雑誌、テレビ番組、インターネットなどの幅広いメディアで紹介されました。

彼女はNHKとテレビ朝日の2つの番組にインタビュアーとして出演しました。現役の芸術家として活動している彼女だからこそ持ち合わせている深い洞察力で職人達に質問し、単なるオブザーバーでは聞くことができなかった内容を引き出させ、番組をより興味深いものにしました。スザーンはこれまで様々な番組での取材を受けており、テレビ出演の経験は十分にあります。

彼女を取材したいとお考えの場合は、内容、スケジュール、予算の詳細を併せてご連絡ください。作品を制作することがスザーンにとって最優先事項だと言うことはどうぞご理解ください。その上で私達は可能な限りご要望にお応えしたく思います。

 

 教育

  • 漆の個人指導、あるいはインターンを募集されていますか?

    申し訳ありませんが、現時点ではいずれもお受けしておりませんが、将来は何らかの講座、もしくは休暇を利用した短期講習を計画したいと考えています。

  • 漆のオンラインコースはありますか?

    現在、身近に漆を教えてくれる人がいない方でも、個人で制作ができるような補助教材の準備をしていますが、まだ完成していません。私はFacebookで”All Things Urushi”という、日本人以外の漆製作者が作品の写真を投稿したり、漆に関する情報を公開したり、それぞれの質問に答えるためのグループを運営していますので、そちらもぜひご覧ください。

    その他の漆技法についての疑問は、「漆のよくある質問」をご覧ください。

 

 漆

  • ほんものの輪島塗と、まがい物を見分ける方法を教えてください。

    多くの品が同じ仕上げ塗りをされているため、なかなか難しいのですが、値段はひとつの指針になりますし、また、製作工程を聞いてみても良いでしょう。もし素地が木以外で、布貼り補強がされていなかったり、地の粉下地がない場合は純正品ではありません。これは、他の製品が不良品だとか、脆弱だという意味ではありませんが、本格的な輪島塗の製品ほど長持ちしなかったり、消滅の危機にある工芸を守ろうという意味でもありません。

  • 日本と中国の漆の違いは何でしょう?

    日本と中国で使われる漆はともにウルシオールという化学物質が主成分で、これが美しい漆塗膜を作ります。通常、日本産漆の方がウルシオールの含有量が多く、これが中国産漆よりも堅い塗膜を作ると言われ、蒔絵や呂色上げ(磨き仕上げ)に向いています。これは中国の漆の木が日本の木より低品質の漆を出すという意味ではないものの、日本は漆を時期毎に区別して保管しますが、中国では年間を通して採取した漆を全部混ぜてしまいます。しかし近年では中国の漆の保管と輸出の技術も向上し、一部の地域では日本式の方法で漆が採取されています。おそらく中国の漆は現在も全てが山に自然に生えた木から採取されていますが、日本では古くから、優良な漆の木だけが選ばれ、農民が手をかけて大切に育てられているのも理由のひとつに上げられるでしょう。漆は日本では貴重な素材であったため、江戸時代までは多くの藩で漆の木の植栽が義務づけられ、税金として供出もされていました。